A321 ceo 搭乗レビュー
A321ceo@広島空港
翼端にシャークレットが付いています。
A321ceo とは?
昨年11月ごろからA321ceoという機体が飛んでいます。
エアバスが従来型の名称変更を行った機体で
ceo=CurrentEngineOptionのこと。
名称変更した経緯としては、
A321 neo=NewEngineOptionが開発されたためで
こちらは2017年度に就航予定です。
座席数は?
一般席は186席で、ABC KJH の3席×2で単通路型(真ん中に通路があるタイプ) です。
同じ単通路型のA320(166席)よりも全長が7mほど長くなり、
プレミアムクラスがAC HKの2席×2で2列、8席だけ設定されました。
国内線機材初の電動シートです。
プレミアムクラスに搭乗してみたいですが、私が良く使用する
広島-羽田便はいつもプレミアムクラスが満席なので、なかなか
機会が無いです。
液晶モニタ設置
A320には無かった液晶モニタが搭載されました。
映像が流れない時は液晶モニタは収納されます。
A320 では客室乗務員さんがアナウンスに合わせて
非常用設備の説明を実演していましたが、
A321ceoでは他の機材同様に液晶モニタによる映像での
説明となりました。
客室乗務員さんが実演するのは中々楽しかったのですけど。(笑
充電設備が充実
一般席には充電用USB端子が全席装備です。
あわせてプレミアムクラスには電源コンセントまで装備。
WiFiサービス機体であるので充電に配慮された形です。
一般席では前席の足元にあり、USB端子の開口部が
通電されているときは緑色に発光。
USB充電中は青色に発光色が変化します。
WiFiサービス機体
以前に記事を書きましたが、国内線Wi-Fiサービスの機体となります。
Wi-Fi対応ということからか、タブレットを置くことができるように
シートにタブレットホルダーがあります。
分かりにくいですが、リーフレットホルダーの分を手前側に倒すことで
タブレットを置くことが出来るスペースが現れます。
紹介リーフレットを置いてみました。
不思議な座席!
下記のシートマップをご覧ください。
注目は赤枠で囲んだ「10J」の右側「10K」に記載されている設備。
これ実は離着陸時の客室乗務員さんの座席です。
したがって、「10J」の席に座ると、客室乗務員さんの真横に
座ることになります。
しかも、私達は前向き、客室乗務員さんは後向きなので、
今までにない不思議な光景です。
前回搭乗した時には、着陸後の機内放送を担当されていたので
横目に機内放送している姿を見るということに。
すぐ後ろ側が非常口になるので窓も小さく、景色を見たりはできませんが
一度は体験してみると面白いですよ。
※座席指定では真ん中席しか空いていなかったので
チェックインカウンターに行ったところ、この座席が割り当てられ
「すぐ横に客室乗務員が着席させていただきますが、よろしいでしょうか?」
と確認があったので、通常の座席指定では選べないのかもしれませんね。
A321ceoまとめ
A320と比べて、機体幅も大きくなり、ぎっしり詰め込まれる
イメージから変わって少しゆったりしています。
プレミアムクラスには電動シートがあったり、一般席には
客室乗務員さんのすぐ横に座るシートがあったり
ちょっと面白い機体ですね。
比較的に新しい機体が飛んでくれる広島ー羽田便なので
今後も面白い機体に出会えたら、レビューしてみたいと思います。
よろしければ、応援お願いいたします。